超人間・岩村

超人間・岩村 (スーパーダッシュ文庫)

超人間・岩村 (スーパーダッシュ文庫)

誰かが無理だ、不可能だと言ってると、それが可能だと証明したくなる男、岩村陽春。アメコミ同好会の会長でもある彼は、仲間の多村やマルカーノとともにあらゆる不可能に挑戦する。新聞部員高津五月は姉であり部長の初美から生徒会長の森直規を敵視するため部では問題児扱いされている杉浦夜那と一緒にアメコミ同好会の取材と出向を命じられた。そして無理だという演劇部の建て直しに岩村が奮起し、五月達も巻き込まれる。

ひどい小説だけど、なぜか嫌いになれない。
あまりに直球な人間賛歌に読む側が照れてしまうからなのか。
突っ込み所は満載なのに突っ込んでも仕方がないかと思えてしまう。
できれば、この作品を続かせずに違う作品を書いてほしい。
生徒会対アメコミ同好会の対決にそれほど興味ないんだよな。敵も味方もみんないい人過ぎるよ。