コピーフェイスとカウンターガール

コピーフェイスとカウンターガール (ガガガ文庫)

コピーフェイスとカウンターガール (ガガガ文庫)

天体観測部の部長となった平良良平は先輩でトラブルメーカーの早川早苗が卒業してからどこか気が抜けていた。新学期、部室に早苗そっくりの妹早希が入部してくる。電話で早苗から妹は復讐が得意なカウンターガールだから気をつけろと、よくわからないアドバイスをかけられた良平だったが、ゲームにはこだわるが素直な早希と部活を楽しんでいた。ある日、親戚中が集まる会議に無理矢理連れてこられた良平は、親戚が全て自分の顔にそっくりだという事に驚く。そして親族の平良平子からこれは呪いだと聞かされるのだった。


普通の青春小説からなんだかわからない話になるところは、これぞライトノベルという感じで楽しめた。
ただカウンターガールの収まりがよかっただけにコピーフェイスの不条理さが飛んでしまった気がする。
マルコヴィッチの穴のような物語を期待したんだけどね。
でもこの後に続巻を出しているがスゴイ。