ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・わん
ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・わん (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 新井輝,さっち
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2005/06/10
- メディア: 文庫
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綾が記憶を失い別人格になる「僕と綾さんと素敵な思い出」
健一と距離を置く事になった蛍子が三条宇美に誘われスパに行く「私と宇美と豪華なお風呂」
刻也の彼女九条鈴璃の悩み「私と刻也君と素敵なタイミング」
番外編ではあるけど、奇妙な人間関係を描いている事だけを見たら、本編とそれほど変わらない。
本編だってエピソードの積み重ねで、しっかりとした縦軸があるわけでもない。
それでも綾の立ち位置や蛍子のその後、鈴璃自身の事が番外編であるというのなら、本編は健一と千夜子の物語でしかないという事なんだろう。
それはさておき、気になってた九条鈴璃の話が読めたんで、少し落ち着いた気がする。