死図眼のイタカ

死図眼のイタカ (一迅社文庫)

死図眼のイタカ (一迅社文庫)

伊々田市に古くから続く名家「朽葉嶺」。しきたりにより狩井家から朽葉嶺の婿になる事が決められたマヒルは、二十年に一度の継嗣会を迎えた今年、4人の姉妹、美登里、奈緒、亜希、千紗都から一人、妻を娶らなければならない。決められた人生を流れるままに日々を過ごしていたマヒルの前にカラスを連れた少女が現れる。彼女の名前は藤咲イタカ。化外の者GOOsを狩る殲滅機関の少女だった。


一巻から設定がいっぱいいっぱいの伝奇小説。
異能力者がこれだけ集まってるのにバトル物にならないのは逆に不思議。火目の巫女の時はもう少しバトルシーンを書いていたと思うんだけど、適正がないと思ったんかな。
完全に続くつもりで書いていて、続いていないのは単に打ち切りという事か。
このままだと誰も幸せにならない気がするもんな。三角関係とかになったら痛々しいし。
それはそれで読みたい気もするんだけど。