カッティング Case of Mio Reincarnation
カッティング~Case of Mio Reincarnation~ (HJ文庫)
- 作者: 翅田大介,も
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2008/09/01
- メディア: 文庫
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葛峰姉弟の策略で事故に会った相坂カズヤは、事故は一ヶ月前だというのに、三ヶ月前から記憶を無くしていた。そんなカズヤに献身的なほど尽くすミオにカズヤは違和感を感じる。ある日葛峰の弟昂がカズヤに決定的な証拠を見せる。それは「B.R.A.I.N.complex」によりクローンとして蘇る前のカズヤの残骸だった。カズヤは自暴自棄になりミオを傷付ける。全てから逃げ出し家を出たカズヤの前に現れたのは沙姫部先輩だった。
前編を読んだのが去年の末なんで、八ヶ月ほど放置した計算に。それでも前作の内容を覚えていたんだから作品がしっかりしている証拠なんだろう。勝手な言い草だけどね。
作中で主人公が自嘲してるようにまさにハードSFで始まって火曜サスペンスで終わった感じ。
逆にその柔軟さが面白いと思えた。
新シリーズも読んでみたい。