腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

想像以上に面白かった。
待子の過去なんか、不幸とかそんなの凌駕していて、ただただ面白い。

しかしこれは芝居で見たいな。
こんなに嫌悪感溢れる話なのに、一場面一場面が美しいと思える。
世界中を呪うラストシーンはなぜだか泣ける気がしてならないよ。