ミュージック・ブレス・ユー!!

ミュージック・ブレス・ユー!!

ミュージック・ブレス・ユー!!

洋楽を聞くことがないから全く共感する事なんてないだろうと読んでいたら、いたるところで共感してしまった。

とくに、アザミが音楽は恩寵という言葉を使った時に刺されるように共感した。
恩寵あるよな、と思ってしまった。
自分にとってそれは音楽じゃなくて映画や小説だったけど。

この不恰好だけど切実な物語は「そこにある」と一度でも信じたあの頃へのはなむけの言葉のように思える。