生徒会の一存

生徒会の一存―碧陽学園生徒会議事録〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

シチュエーションコメディで、ほぼ全編が会話文というのはライトノベルでは珍しいが、内容がまったく無いというのもなかなか珍しい。

270ページしかない薄い本に７つの短編にボーナストラックのような短編と詰め込み過ぎの連作を、リズムよく読ませるのは、テンプレート気味の登場人物と頻出するオタクネタが上手く機能しているせいもあるが、小説というよりもコントの台本に近いからだろう。

思わず登場人物達に声が欲しいなと思ってしまった。

早々にアニメ化しそうだ。
でも実写化だけは勘弁な。